Interview
会社設立から10年を迎え、2022年8月で実店舗20店舗まで出店を重ねてきた自社ブランドSHOLAYERED(ショーレイヤード)。ブランドを支える販売員の魅力と会社が成長し続けるためのヒントを弊社代表取締役石坂社長にインタビューしてみました。
SHOLAYEREDで働く
Q1.ショーレイヤードの販売スタイルについて教えてください!
- 石坂
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うちのお店での今の時点での接客スタイルっていうのは、一言で言うと、「とにかく元気よく積極的にアプローチをしていきましょう」ですね。
それがもちろんお客様に対してプレッシャーになるようなことはしない方がいいと思うんですけど、基本的には「待ち」のスタイルというよりも「積極的に働きかけていくこと」を非常に重要視しています。
僕自身の体感として、ここ数年で香水の買い物の優先順位が上がってきたかなと思うんですけど、ディフューザーを今日買おうと思って街に繰り出す人って僕は少ないんじゃないかなと考えているんですね。
なんとなく「香り欲しいよね」と思いながら街を歩いている、仕事に行く、買い物に食事に行く。人が行動していく中でその潜在意識に「何か良い香り欲しいな」こういう需要があると思うんですよ。
この潜在的な需要にはこちらから結構働きかけていくことが非常に重要だなっていうふうに僕は考えています。
なのでこれもね、あと数年もしくは十数年経って、うちのブランドをその日の目的として行動してくれる方が増えていったら、また接客のスタイルっていうのが変わっていく可能性はあるんですけど、2022年今の段階では「積極性」を大事にしていますね。
Q2.販売スタッフに向いている人の特徴、求める人材像は?
- 石坂
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まず向いているっていうのは明るい人ですね。
明るい人、声が大きい人、よく笑う人、こういう人をうちの会社では積極的に採用しています。
逆にうちの会社では合いづらいかなと思うのは、そのまま反対になるんですけど、暗かったりおとなしかったりっていう人ですね。
それはなぜかというと、やっぱり社長である僕が明るい人っていうのが好きだからっていうので、元気な人が多い方が活気が出て大変な時も乗り越えていける気分になるんですよね。
だから元気が良くて明るくて、ハキハキしている人を積極的に採用してきてはいますね。
Q3.他のブランドにはない、ショーレイヤードの販売スタッフの魅力とは?
- 石坂
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結構うちのスタッフは、この業界の他の方からもよく褒められることが多いんですけど、それは積極性、自主性、すごく一生懸命にやっているところだと実感しています。
やっぱり販売っていう仕事って、積極性がなくなるとかなり待ちの姿勢になってしまうんですね。座って人が来るのを待っているみたいな。僕の経験からしてもそんなスタイルに入ると全てが後手に回ったり、あまり上手くいかなくなるんですよ。
だからうちのスタッフの魅力っていうのは元気があって、積極性があってお互いに笑いにつながるようなエンターテイメント性溢れる会話ができて、お買い物の時間を本当に楽しませることができるスタッフであるところじゃないかなと思いますね。
Q4.仕事に対するモチベーションの上げ方は?
- 石坂
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まずモチベーションは他人に上げてもらうものではなくて、自分であげるものだっていうのが前提にあります。
なのでモチベーションを誰かが上げてくれるとか、誰かが自分のモチベーションを管理してくれるっていうふうに思っていたら、その考え方を今すぐにやめたほうがいいんじゃないかなと思いますね。
じゃあ自分で自分のモチベーションを上げるという時に2つ大事なことがあると思っていて、1つめは声を大きくするということで、2つめは自己肯定感を上げることですね。
やっぱり声の大きさっていうのを僕自身すごく重要視していて、メンタルがやられたり弱気になったり暗くなったりマイナス思考になったりする時っていうのは、声がすごくか細くなっていきやすいんですよ。
だからそういう時ほど意識的に声を張り上げるようにしています。その張り上げた声が自分の周辺に漂う邪気というか、そんな空気を追い払ってポジティブなエネルギーに変えていってくれるようなイメージがするんですよ。
だからモチベーションをあげようと思ったら声の大きさを2倍にする。これが一番重要だと思っています。
2つめは、自分自身を肯定していくことと肯定してくれる人を周りにおくことですね。自分を一番信じてあげられるのは結局自分しかいないんですよ。
だから一番の味方である自分自身を含め、自分のことをしっかりと認めてくれる人で自分の周辺の関係を構築していくことがすごく重要なんじゃないかなと思いますね。
反対に自分のことを貶めたり蔑んだりディする人間が周りにいると、自己肯定感って自分では頑張って上げているつもりでも引きずられて落ちていっちゃうんですね。
久しぶりに友達とかに会ってご飯に行って、仕事のやる気がなくなったら僕はその人はいい友達じゃないというか、君の足を引っ張る存在だからまずそう言う人を自分の周りに置かない。気持ちのいい人とだけ付き合う。
それが自己肯定感につながり、その自己肯定感を爆発させていくことが自分のモチベーションにつながると思ってます。
Q5.フレグランスプロデューサーになるには?
- 石坂
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フレグランスプロデューサーになるためには、何が重要か、昔動画とかで話したことがあるような気がするので、昔の動画だったりも参考にしてもらいたいなと思うんですけど、(youtubeリンク)
3つあると思っていて、まず1番は強い気持ち。
それを本当にやりたいと思ったらそれをやりきるすごく強い気持ちがとにかく重要だと思いますね。
自分の作った物っていうのは肯定される事っていうのは僕は1割ぐらいしかなくて、どちらかと言うと9割は批判にさらされるものだと思うんですよ。
そういう批判に対して、うまく対応していったりうまく付き合っていったり、それをちゃんと受け止めて次のクリエイションにつなげていけるような、そういう強い気持ちっていうのを持っていることっていうのが、まず1つ重要かなと思いますね。
2つ目は香り好きじゃないと話にならないので、香りが好きであること。
そして自分の好きな香りというものがしっかりあるその上で、自分は好きじゃないけどこういう香り好きな人いるよねっていう客観性も合わせ持った嗅覚を持っているっていること。
3つ目がクリエイティブ全般に対しての関心があってそのアウトプットができる。そして日常的なインプットがされている。こんなところかな。
あとプロデューサーで言うとやっぱビジネスができないとだめなので、商売の感覚ですね。
これは、難しく考え始めるとキリがないんですけど、簡単に言うとこれを一つ売ったらいくらの利益が出るの?この考え方が頭にちゃんとセットされているかどうか。
それぐらいでいいんじゃないかなって思いますね。
ということで、仕事にまつわる質問そして香水、あとはうちの会社、ブランドで働いてくれているスタッフに関して今日は話したんですけど、この動画を見て関心がある方は是非応募してきてもらえると嬉しいです。